WordPress|メディアファイルのアップロードサイズ上限を変更する ロリポップの場合

画像や動画をWordPressにアップロードする際

「このサイトのアップロードサイズ上限を超えています」

と表示されることがあります。

細かい解説は抜きにして、サクッと上限を変更しましょう。

ロリポップで変更する場合

①ロリポップ!FTPにアクセス

ロリポップ!FTPをクリックすると、各ドメインのデータを保存するフォルダ一覧が表示されるので、該当するフォルダを開きます。

②.user.iniファイルがあるかチェック

これは手動で.user.iniファイルを追加したものです。

ドットから始まるのでおそらく上から2番目に表示されます。

そこになければファイルを新規で作成します。

③.user.iniファイルを作成

フォルダを移動せずに上の画像の新規ファイル作成ボタンを押します。

ファイル名

.user.ini

ファイルの内容

upload_max_filesize = 32M
post_max_size = 64M
memory_limit = 128M

とし保存するボタンをクリックします。

このように.user.iniファイルが作成されていればOKです。

FFFTPで変更する場合

メモ帳に

upload_max_filesize = 32M
post_max_size = 64M
memory_limit = 128M

と記載しファイル名を.user.iniで保存してください。

そのファイルを該当ディレクトリに保存すればOKです。

Max Mega Menu|MobileNavで2つのメニューを扱う

こんにちは、日々Wordpressと格闘しているまなびや~んです。

今日はWordPressの優秀なMegaMenu(メガメニュー)プラグイン、Max Mega Menuを拡張してみます。

まずはやった内容について説明します。

MobileNavigation with Mobile
MobileNavigation with PC

図を見てもらえれば分かる通り、まずはPCでもMenu表示をMobileNavigationにしています。

これは画面上部をすっきりさせるためで、やってみたら想像以上に良かったです。

それと、上部に2つのメニューがあるの分かりますか?

たぶんこれ、標準機能だとできないはずです。

理由はこれ、

Toggle Bar Designerでトグルバーにメニューの表示方法を設定できるのですが、このTOGGLEに設定できるメニューは1つのみ。ここにもう一つTOGGLEを張り付けることができますが、その中身は同じものとなります。

なぜならこのプラグインの仕様は、上のテーマ1つにつき1つのメニューを割り当てる方式だからです。

もしTOGGLE1つ1つにメニューを割り当てることができれば実現可能だったと思いますがどうやら無理なようです。(有料版ならできるかもしれませんが試していません)

ここで紹介する方法を試してもらえば上画像のように左右に異なるメニューを割り当てることができるようになりますのでぜひ試してみてください。

1.Menuを作成する

まずは使用するメニューを2種類作成しましょう。

方法は【外観】【メニュー】-新しいメニューを作成しましょうの順に進みます。

作成出来たらMax Mega Menuの設定をします。

ですがその前に、上の画像【メニュー項目を追加】の下にあるEnableにチェックをつけてください。

これをしておかないとMaxMegaMenu側で割り当てることができません。

2.Max Mega Menu ~Menu Locations~

まずわかりやすいように、左に表示するメニューをDefault、右に表示するメニューをMyAccountと仮定します。

①.Defaultのテーマを設定

やることは2つ、Enabledにチェックをつけ、ThemeにDefaultを選択し【変更を保存】します。

②.もう一つのテーマを作成

下の【Add another menu location】をクリックし名前を入力、Enabledにチェック、ThemeにMyAccountを選択し保存します。

これで2つのメニューの外枠が出来上がったと考えてください。

詳細は次です。

2.MaxMegaMenu ~Menu Themes~

ここではPCでもモバイルメニューを使用しているため、MobileMenuのみ解説をさせてもらいます。

他の設定については改めてググってください。

①PCでもモバイルメニュー

これは特に難しいことはありません。

MobileMenuが表示される条件であるウィンドウ幅を設定すればOKです。

MaxMegaMenu MobileMenu Responsive Breakpoint

上のResponsive Breakpointの値以下になればMobile Menuが表示されるので、思惑となる幅を設定してみてください。ここでは3000pxに設定することでPCでもモバイルメニューが表示されるようにしています。

Toggle Bar Designer

②ToggleBarDesigner

簡単にトグルバーデザイナーの役割を説明します。

MaxMegaMenuはWordpressのメニューコンテナに自身を置き換えています。

その時に上の図のように、3つのパートに分かれたToggleBarを配置します。

それぞれ、左・中・右のエリアにメニューを割り当てることが可能です。

ここまでは簡単で便利な機能ですよね?

さて、このToggleBar、1つしか配置できません。

イメージとしてはトグルバーの左と右にそれぞれメニューを割り当てることができればやりたいことは実現できそうです。

ですがこのToggleBarには今、Defaultのメニューを割り当てているためMyAccountのメニューをこのトグルバーに表示することはできません。

MyAccountも同時に表示しようとするともう一つのToggleBarが必要になります。

ですが先ほど述べたように、1つの画面には1つのToggleBarしか表示ができない仕様となっています。

ということでテーマ自体をいじっちゃおうってことです。

その前にもう一つのメニューMyAccountについても同要員設定しておいてください。

ここでは詳しく解説しませんが、気が向けばのちに詳細を載せます。

3.メニューの配置

作った2つのメニューのうちDefaultのメニューはメインメニューとして規定で設定されています。

なので新しく作ったMyAccountのメニューを配置しましょう。

【外観】【ウィジェット】【Max Mega Menu】で【フッター1】(赤丸の部分)を選ぶと右のフッターウィジェットエリアに【Max Mega Menu Widgets】が字配置されます。

図のようにMenu LocationにMyAccountを設定するとフッターエリアにMyAccountのメニューが表示されることになります。

ここで注意なのですが、フッターエリアに配置したのはダミーであり実際には表示されないことを覚えておいてください。

それはまたのちに設定します。

3.テーマのカスタマイズ

これで今2つのメニューが完成しています。

それらが使えるようにテーマをカスタマイズしていきましょう。

①テーマでMaxMegaMenuを表示できるか?

テーマによってはこのままではデフォルトメニューの中にMaxMegaMenuが格納されてしまいます。

それを回避するために、まずデフォルトのMenuを表示しないようカスタマイズします。

https://www.megamenu.com/documentation/removing-residual-styling/

上のリンクを参考に、ピンク色の部分を削除するかコメントアウトします。

②メニューを2個並べるコンテナの作成

自分が使っているテーマの場合、モバイル用メニューはmobile-navのコンテナでくくられていました。

なのでこれをコピーして自前のコンテナ”original-mobile-nav-container”に格納して並べることで先に示したメニューが出来上がります。

(表示の細かい設定はカスタムCSSです)

①モバイル用メニューの設定を変更

先ほどMaxMegaMenu用に変更した個所を使用しているテーマに合わせてカスタマイズします。

分からなくなった場合はwp_nav_menuを検索し、該当箇所を探してください。

(必ずバックアップを取ってください。意味が分からない方はここでやめましょう。)

上の図を開設

 1.モバイル用メニューをコピーして並べる

 2.それをoriginal-mobile-nav-containerでくくる

②CSSで成形

3番目のメニュータイトルを消す部分は使用環境に合わせて変更してください。

※注意

テーマをアップデートすると消えてしまうので子テーマでカスタマイズするかバックアップを取るようにしてください。

時間がないので以上で終了させていただきます。

ご質問等あれば以下にどうぞ!

(コメント欄あったかな? 笑)

必須アイテム|Max Mega Menuで保存ができない時は

プラグイン_Max Mega Menu

WordPressの便利なプラグインMax Mega Menuは本格的なサイトではなくても使ってみるととても便利なPluginです。

ですが一般的な環境【ロリポップ】+【Wordpress】の環境だとおそらく100%つまづきます。

Max Mega Menuで保存できないトラブル


Max Mega Menuの Menu Themesへの変更が保存できない!

標準設定のままだとMaxMegaMenuのMenuThemesへの変更が保存できない場合があります。

試しに標準でインストールされるテーマ「Twenty-Twenty」にMaxMegaMemuのプラグインのみを有効化した時の動きを確認してみました。

すると、何度保存をしても保存されていないことに気が付きます。

MenuThemesの変更を保存できない原因はWAF

WAFとはWebApplicationFirewallのことで、WEBアプリケーションへのファイアウォール機能です。

具体的にはサーバーへの悪意のある変更やハッキングに対してのファイアウォールといえばわかりやすいかもしれません。

しかし中にはプラグインの設定変更などでWAFがブロックしてしまう場合がしばしばあります。

MaxMegaMenuもその一つで、ロリポップとの組み合わせの場合、初期状態でWAFがサーバーへの変更をブロックします。

ロリポップのWAFがMaxMegaMenuをブロックしたログ
ここまで気が付かないとは・・・

このように、変更をブロックしたログがロリポップに残されていました。

MaxMegaMenuを有効にするには?

WAFを一時的に解除することでもMaxMegaMenuの設定の変更は保存できますが、他からの攻撃も受けてしまう恐れがあるためお勧めできません。

無効にすると変更をブロックしなくなる

なのでもう一つの確実な方法をご紹介します。

WAFへの例外ルールの設定

WAFのログを確認すると、MaxMegaMenuをブロックしたログが出力されているのが確認できます。

その時のシグネチャIDをWordpressの.htaccesに例外として記述することでサーバーへの変更を許可することができるようになります。

ロリポップのWAF設定

WordpressのWAFログの確認方法

左のメニューの【セキュリティ】タブからWAF設定を選びます。

右にドメイン一覧が表示されるので、該当するドメインを選択します。

ただしこの時、Wordpressに設定しているWordpressアドレスもしくはサイトアドレスを確実に選びます。具体的に言うと、www有りで設定している場合はwww.hogehoge.comといったwwwサブドメイン付きのドメインを設定しなければ機能しません。

WAFのログを参照

ドメイン右の【ログ参照】ボタンを押してみてください。

そこにはWAFがブロックしたログ一覧が出力されています。

数が多くどれがMaxMegaMenuのログなのかわからない場合は、もう一度MaxMegaMenuで保存ボタンを押すとログが作成されるのでそれが該当するログとなります。

おそらく【xss-try-4】がMaxMegaMenuのログだと思われます。

MaxMegaMenuのWAFログ

赤線の部分がシグネチャIDとなるのでコピーしておいてください。

.htaccessへの記述

このシグネチャIDをWAFに例外として登録するために、.htaccesファイルに次の文を記述します。

SiteGuard_User_ExcludeSig xss-try-4

最後のxss-try-4の部分は該当するシグネチャIDを書きます。

これを.htaccessファイルに書き込む手順は

上のロリポップ!FTPをまず開き、開いたウィンドウの該当するドメインをクリック。

するとフォルダが展開されるのでその中の.htaccessをクリックします。

ここで一応注意ですが、こういうファイルを触るときはバックアップを取ることや、余計な変更をしないなど細心の注意をもって扱ってください。

<IfModule mod_rewrite.c>

</IfModule>

の間に記述すれば機能しますが、</IfModule>のすぐ上に記述するほうがいいかもしれません。

【保存する】をクリックして保存しますが、ウィンドウはまだ閉じないでください。

第2の罠

実は続きがまだあります。

MaxMegaMenuのWAFによるブロックには2つあるんです。

おそらくMaxMegaMemuではWAFに引っかかる変更を2つ行っています。

1つ目の変更でWAFに動作をブロックされているため2つ目の変更は未実行となりログには残されていません。

今1つ目の動作を例外として登録したので、MaxMegaMemuの2つ目の変更がWAFでブロックされるようになりました。

それがこれです。

ロリポップのWAFログでMaxMegaMemuの2つ目のログ

このシグネチャIDを先ほどと同じように.htaccessに記述します。

SiteGuard_User_ExcludeSig xss-try-4
SiteGuard_User_ExcludeSig sqlinj-55
</IfModule>

すると

この通り保存できるようになりました!

追記

個の記述方法だと動的に上書きされてしまうことがわかりました。

赤の下線をよく読むと分かりますが、私が記述していた部分は何を追記しても初期化されてしまう部分でした。

それを防ぐために、#BEGIN WordPressよりも上の行、黄色い枠で囲まれた部分を追記するように変更しました!

まとめ

Max Mega Menuはとても便利なプラグインです。

初心者の方にはそれほど簡単ではないかもしれませんが、手順を追えばそれほど難しくはないので頑張ってみてください。

それと、くれぐれも.htaccessファイルを触るときは細心の注意でお願いします。

GoogleAdsense | 審査に落ちた状況解説

GoogleAdsense | 審査に落ちる

先日GoogleAdsenseの再審査に通った記事を書きましたが、今日は落ちたときの状況を記事にまとめたいと思います。

おそらく皆さんは多くのブログ記事の内容に踊らされて本質が見えていないかもしれません。

ここではもっとシンプルに、どうすれば短時間で審査が通るのかまで見て生きたいと思います。

落ちたときの状況

記事数

落ちたときの記事数はおそらく9個だったんじゃないかと思います。

もしかしたら10個かもしれませんが、再審査を申請するまでに1個か2個記事を書いた記憶があるのでそれくらいにしておきます。

文字数

各ページの文字数です。

1つの記事は150文字くらいでしたが、それ以外はそこそこ文字数がありました。

広告

広告はつけていました。

あると良くないといわれていますがそれは後述するように関係ありませんでした。

記事の真偽性

実はこれが審査に通らなかった原因でした。

たった一行の、勘違いで書いてしまった内容が虚偽であると捉えられていたのだと通ったときにわかりました。

このことは GoogleAdsense | 再審査に半日で通った件 でも書いています。

GoogleAdsenseの審査に落ちた詳しい解説

この記事の内容は再審査に通ったときの変更点で理解できます。

その信憑性はとても高く、ブログにあふれかえる内容をよりシンプルにしたものになります。

記事数

実際に9つの記事数で落ち、10個以上で審査に通ったので10個以上が望ましいでしょう。

文字数

1つの記事が150文字程度で落ちています。

改善後に再審査で通っているので200文字を推奨します。

広告

審査に通過前も通過後もここは改善しないまま表示させていました。

全く関係ないでしょう。

記事の信憑性

キュレーションサイトが問題になったのはまさにこれです。

記事数やリンク数で圧倒的に上位表示されてしまう仕組みの中で、Googleが裁定を下したのは記事の信憑性でした。

Googleの上位表示アルゴリズムが直面した大きな問題点だったのかもしれませんが、それを大きく取り上げることで信頼性を取り戻したともいえます。

一時期は検索トップにSeeSaaブログなどアフィリエイト記事が蔓延していましたがそれらも排除した結果、検索ユーザーに有益な情報がいきわたるようになった気がします。(丈夫に表示される広告は相変わらずうっとうしい)

まとめ

皆さんのブログやサイトはどうでしょうか?

僕が審査に落ち、そして再審査に通った内容はたった3つ。

  • 記事数を1個増やした
  • 文字数を200文字以上にした
  • 信憑性の低い内容を削除した

もちろんもともと政治的批判やネガティブ記事を書いていなかったことも前提条件かもしれません。

でも僕が見直したのは、「ユーザーに有益であるかどうか」です。
たった10記事ですがそれがMustだったんだと思います。

GoogleAdsense | 再審査に半日で通った件

pass the exam

やりました!

あまりにうれしくて、らしくもなく早朝からこの記事を書いています 笑

GoogleAdsenseの審査に通らなくて苦労している方のために、少しですが生地を書いてみようと思います。

審査に落ちた原因をいろいろなサイトで解説されていますがそんなに難しいことはなく、Google様は普通のしょーもないこんなブログでもちゃーんと通してくれますよ♪

通ったときのブログの状態

どんなブログがGoogleの審査に通ってどんなブログが審査に落ちるのか。それはほんと皆さん調べまくっているかと思いますので審査に通ったときの僕のブログの状態を解説します。

記事数・文字数

現在公開しているブログの記事数は11です。

全く多くないですよね 笑

文字数に関しては現在カウンターが利用できないので、この記事より前の記事を参考にしていただければわかりますがそれほど多くはありません。

広告の有無

他の方の解説を参考に広告をはずそうかとも思いましたが、それはせずに再審査を申請した結果通過しました。

文体

それほど気をつけてはいませんでしたが、口調が少し荒いページも丁寧なページも混在しており関係ないようです。

記事の内容

基本的に人の役に立ちそうな記事もしくはちょっと面白いばかげた話などを書いていますが、Google様には不快な思いをさせなかったようです。

再審査を受けるにあたって修正した点

これは正直悩みました。

他の方がブログで解説されている審査の通り方を読んでみましたが、正直よくわかりませんでした。

広告は外したほうがいいのかとかちょっと荒い記事は非公開にしたほうがいいのかなどですが、そんなところ見てないだろうとそのままでいくことにしました。

修正点1.文字数を200文字程度に

文字数が短すぎる記事に関しては200文字以上にしてみました。

といってもそれに該当した記事は1つだけでした。

修正点2.記事数を増やした

初めて申請したときは9~10記事だったと思います。

これはあえて増やしたというよりは下書き状態だった記事を何気なく仕上げただけで、特に意識したわけではなかったんです。だからこれが再審査に通った理由に該当するかはわかりません 笑

修正点3.記事中の間違いを削除

記事の中に、僕の勘違いで書いてしまっていたことが1行だけあったのでそれを削除しました。

この勘違いの内容は「GoogleAdsense審査に数年前からなぜか通っている」というものでした。

実際はアカウントを作成しただけだったのですが、これをもって審査に通ったと勘違いしていたんですね。そのことに気づいたのでその1行を削除しました。

明らかな間違いや事実として書かれているが疑わしい記事などは嫌われてしまうのかもしれませんね。

最新までの期間

審査に通らなかった日から再審査まで15日間です。

審査期間について考察

前回も今回も、審査を申請してから結果が返ってくるまで半日もかかりませんでした。

しかも今回は深夜0時すぎにメールで結果が通知されています。とても早いですよね?

それはきっと記事数が多くないからだと思います。
そもそもGoogle側は記事の内容をよく見ています。そこに虚偽や疑わしいものは無いか、不適切な表現は無いか。

読みやすい記事だったり記事数のまだ少ないブログは審査する側もスピーディーに読み進めることが出来ます。このブログも11記事程度だったのできっと結果が早く出たのではないでしょうか?

審査自転で記事数が多すぎる人はいったん10記事程度になるよう下書きに変更してみてはいかがでしょうか?

まとめ

どうだったでしょうか?

少しは皆さんのお役に立てればいいのですが^^;

WordPress|記事の見出しを目次にしよう

こんにちは、WordPress初心者のがくです。今日は初心者の僕がWordPress初心者のみなさんに初心者目線の解説で目次のつけ方をレクチャーしたいと思います。

かっこいいとかわかりやすいサイトやブログって必ずそう思わせる目次が付いていませんか?今回はそんなサイトからピックアップさせていただいたちょっといい感じの目次をやってみたいと思います。

目次自体はとても簡単で、ターゲットへのリンクだったり、背景色などのデザインが今回のメインテーマです。

目次はHTMLで記述する

みなさんさすがにHTMLを少しくらい理解していることと思います。まぁ理解していなくても解説するので安心してくださいね。

WordPressでHTMLを記述するには?

WordPressにはビジュアルエディターとコードエディターという2種類の入力方法があるのを知っていますか?

画像の右上にある点々アイコンをクリックすると中段あたりに出てくるやつです。普段皆さんが使っているのはビジュアルエディターの画面だと思うので一度切り替えてみてください。

あまり変わったように見えないかもしれませんが、もし既に何かを記述していればよくわからない記号が並んでいると思います。

例えばこんな記号 <p></p>

これは段落を表すタグですがこういうのを自分で記述するのがコードエディターであり、これこそがHTMLです。

そしてもう一つの方法はビジュアルエディタの画面で『HTMLとして編集』を選択する方法です。

この方法は通常は、「普段はビジュアルエディタで記事を書きたいけどどうしても形がうまくいかない時にHTMLで記述する必要がある」なんて時に利用するととても便利です。

僕は改行タグ<br/>で表現したい時などちょっと使いで利用しています。

早速目次を書いてみる

目次はプラグインを使えば簡単にできてしまうのですが、あまり使用してしまうとサイトの表示速度が遅くなったりセキュリティの問題があったりと良くないようです。

せっかく一から学ぶのですからHTMLで直接記述する方法を覚えましょう。

olタグとulタグ | HTML

目次っていう日本語があるとついついそれそのものの英語訳をしたものが用意されているきになりますが、そんな都合よくはないみたいです。

既に導入されている方々は皆さんHTMLで記述して表示させています。そこでまず使用するのがolタグもしくはulタグです。

olタグとはOrdered Listタグといって、上から順番に1,2,3と番号が記述されるリストタグのこと。ulタグはUnordered Listタグといって番号が付かない代わりに『』が頭に付けられます。

書き方はこうです。

<ol> ←olタグの始まりを意味する
</ol>←olタグの終わりを意味する

だけどこれ自体は目次の中身を表示させるものではなく、実際に書き込む目次はliタグにやってもらいます。

<ol>
<li>目次リスト</li>
<li>目次リスト</li>
</ol>

これをプレビューしてみると

1.目次リスト
2.目次リスト

と表示されるようになるのがわかるでしょう。
ulタグを使うと数字の部分が『・』に変わります

さて、これは想像していた満足のいく結果でしたか?どうもいささか足りない気がしますね。

それは目次リストが表示している場所へのリンクが張られていないからです。

目次から見出しに飛ぶリンクを張ろう

みなさん文字をクリックしたときに違う場所に飛ぶあのリンクってどうなっているか知っていますか?

あれは飛び先に名前が付けられていて、ここがクリックされたら名前の所に飛んでねって設定がされているんです。

今回は見出しに飛ぶわけですから、 WordPressでいうとH2タグもしくはH3タグにまず名前を付けます。

表示をコードエディターに切り替えて飛ばしたい見出しの所の<h2>もしくは<h3>に次のコードを書き加えます。

<h2 id=”article1″>

『article1』の所は好きに変えて構いませんが日本語ではなくローマ字で書いてください。これでarticle1という名前の見出しタグが設定できましたね?

では次に目次側の設定です。

aタグで指定した名前に飛ぶ

aタグとはリンク先に飛ばすタグをさします。

<a></a>

と書きますがこれに飛ぶ先の情報を書き加えると

<a href=”#article1″></a>

そしてこれをきちんとした目次の形にすると

<ol>
<li><a href=”#article1″>目次リスト</a></li>
</ol>

となります。もちろん目次は複数行なので

<ol>
<li><a href=”#article1″>
目次リスト</a></li>
<li><a href=”#article2″>
目次リスト</a></li>
<li><a href=”#article3″>
目次リスト</a></li>
</ol>

さて、ここで一度自分のサイトの見出しに名前を付けて実際に目次として表示・移動が可能かやってみましょう。

上記の『目次リスト』の部分はもちろん目次で表示する内容です。

目次を階層化しよう

目次にする見出しはH2タグだけではないかもしれません。

H3タグや、人によってはH4タグも目次に表示したいかもしれません。
そういうときにはどうしたらよいでしょうか?

またこのページの目次のようにずらして表示するにはどうしたらよいでしょうか?

頭の準備 | HTMLの記述

HTMLの基本的なルールは、『タグは同じタグで囲む』です。

ここまで学習してきたタグの表記を見てもわかる通り、必ず始まりのタグと同じタグで囲っているのがわかると思います。(終了タグには/が必要)。

ここまで見てきたHTML表記はとても単純なものばかりなので今から話すことは少しわかりにくいかもしれません。それは、タグの途中にタグを挿入することが可能ということです。具体的に見てみましょう。

タグの中にタグ?

<ol>
<li><a href=”#article1″>H2タグ1</a>
<ol>
<li><a href=”#article1-1″>
H3タグ1</a></li>
<li><a href=”#article1-2″>
H3タグ2</a></li>
<li><a href=”#article1-3″>
H3タグ3</a></li>
</ol>
</li>
<li><a href=”#article2″>
H2タグ2</a></li>
</ol
>

赤字の部分に注目してみてください。

ここまで見てきた目次の1行は<li>で始まり</li>で終わっていましたね。ところがこの記述では<li>と</li>の間に目次そのものが挿入されています。

これが先ほど説明したタグの中にタグというパターンです。

このページの目次のように目次と目次の間にH3タグの目次を表示するにはタグの中にH3タグに対応する目次を挿入する必要があります。

もしH3タグの目次表記を数字ではなく『』にしたい場合はH3タグの目次の『ol』と『/ol』を『ul』と『/ul』に変更してみてください。

目次を修飾しよう

ここまでの内容は『目次を表示させる』でした。

ここからは目次をもっと見やすく修飾してみましょう。
表現方法は多種ありますが、今日はこのページで表現している目次を解説します。ただし、少し内容は難しくなりますので 理解ができそうにない場合はその手前までで辞めておきましょう。

目次であることを明示する

この記事の目次にもある通り、目次の上には

目次【本記事の内容】

といった表示が記述されています。(チェックマークについては鬼のように難しいので最後におまけとして記載します)

目次の表題は何でも構いませんが、読み手にわかりやすく表示することがとても重要です。

枠で囲って背景色を変える

こんな感じです

通常はブログやサイト全体のデザインを一括で調整する CSS(カスケードスタイルシート)に記述するのですが、まだ難しいので今回はHTMLでの記述を学んでいきましょう。

指定した部分の表現を変更するstyle属性

style属性はタグで囲まれた部分を修飾する機能を持っています。

内容をこの記事に限定にして説明すると、目次の一番上の<ol>と一番下の</ol>で囲まれた部分にいろいろな修飾をほどこすことができるというものです。

具体的にはこうです。

<ol style=”background-color: #f8f9ff; border: dashed 1px #4865b2;”>
この間に目次リスト

</ol>

では解説です。

今赤で表示されたところが目次の始まりと終わりのolタグです。
ですが初めのolタグが『>』で閉じられる前にstyle属性が記述されていることがわかりますね?

これによってolタグで囲まれた『この間に目次リスト』と書かれた部分すべてが記述された内容に修飾されます。

ここでは

background-color:#f8f9ff;
border:dashed 1px #4865b2;

背景色を#f8f9ffに、そして枠線を1ピクセルの点線で色は#4865b2に指定しています。

まとめ

これがHTMLを利用した基本の目次の作り方です。

いろいろなタグが出てきたので多少戸惑うかもしれませんが、順を追って記述していけばそれほど難しくはないはずです。

それでは以上をまとめたHTMLを最後に記載しておきますので必要に応じて流用してみてください。

<ol style=”background-color: #f8f9ff; border: dashed 1px #4865b2;” >
<li><a href=”#article1″>H2タグ1</a>
<ol>
<li><a href=”#article1-1″>
H3タグ1</a></li>
<li><a href=”#article1-2″>
H3タグ2</a></li>
<li><a href=”#article1-3″>
H3タグ3</a></li>
</ol>
</li>
<li><a href=”#article2″>
H2タグ2</a></li>
</ol
>

WordPress|カスタムHTMLが保存できない件

 この記事にたどり着いた人は、WoardPressでカスタムHTMLのウィジェットを保存したいのにずーっとプログレスサークルがくるくるしている状態だと思います。

その原因と解決策は簡単です。

目次【本記事の内容】

そもそもなぜ今回このような現象に遭遇したかというと、このブログでもついにGoogleAdsenseの広告を導入するようになったからです。

Adsense広告の張り方なんて当然知るはずもなくググりながら作業をしていると『ウィジェットのカスタムHTMLに広告コードを張って使うんだよ』と教えていただいたので言われるがままにやったらこうなりました。

保存できない原因

それはレンタルサーバーにロリポップを使っているからです。

『なに!?ロリポップはあかんのか!!』

ということではなく、ロリポップの設定がデフォルトでは保存できないようになっているからなんです。

WAF設定|ウェブアプリケーションファイアウォール

ロリポップによると

ウェブアプリケーションのやり取りにおける不正侵入を防ぐことができるサイト改ざん対策の一つ

とされています。

これは外部ウェブアプリケーションが自サイトに変更を加えないためのファイアウォールと言えます。だからGoogleAdsenseの広告Scriptを受け付けてくれないのではないでしょうか?(推測)

保存できるようにしよう

これはとても簡単です。次の手順に従って操作してください。

1.ロリポップのユーザー専用ページにログインする

ロリポップのユーザー専用ページにログインする

ユーザー専用ページにログインするのですが、アカウント情報がブラウザに保存されていれば問題ありませんが万が一のことを考えてFacebookアカウントでログインできるように連携しておいたほうがいいです。

2.セキュリティータブ

ロリポップのセキュリティ設定

左のセキュリティタブをクリックすると上から2番目にWAF設定(ウェブアプリケーション設定)があるのがわかります。

これをクリックしてみましょう。

ロリポップのWAF設定

赤丸の所に注目してください。デフォルトではここが有効になっています。

無効にする』ボタンをクリックすることでWAFを無効にしカスタムHTMLが保存できるようになります。

3.慌てないで!

せっかちさんはここで『そうかわかった!』と離脱していることでしょうがちょっと戻ってきてください。 笑

設定を変更してから5分程度時間を空けてから保存してみてください。

4.WAFを有効に戻そう

WAFは自サイトを外部から守る大事なファイアウォールです。そのまま無効にしていると外部アプリケーションによって何をされるかわかりません。

保存が終わったら必ず有効に戻すことを忘れないでください。

まとめ

今回はGoogleAdsense広告を張ろうとしてウィジェットのカスタムHTMLが保存できないというものでした。

原因はレンタルサーバーで利用しているロリポップ側のファイアウォールで、そこを一時的に無効にすることで保存ができるようになります。

ユーザー専用ページにログインし、セキュリティタブのWAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)を開きます。該当するサイトのWAFを無効にししばらく時間をおいてからWordPress側のカスタムHTMLを保存してみてください。

保存が完了したら必ずWAFを有効に戻して終了してください。